公益財団法人 青井奨学会
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創立者 青井忠治について
創立者 青井忠治について

「その日は朝から、あいにくの雪だった。明け方から降りだした雪が昼近くになっても止まず、ときおり風に舞って、店のガラス戸を濡らした。『今日1日中雪といってたなぁ』と、忠治は昨夜の天気予報を思いだしながら、どんよりと黒ずんだ空を見上げた」― これは本奨学会の創立者、故青井忠治氏の13回忌を記念して出版された伝記、『景気は自らつくるもの』の冒頭の1節です。筆者は、当財団の選考委員でもある早稲田大学の鳥羽欽一郎教授(当時)で、日本のクレジット産業史をベースに、忠治氏の生い立ちや商人哲学、そして丸井の半世紀の歩みが紹介されています。




・著者プロフィール〔とば きんいちろう〕
1924年東京生まれ。1949年早稲田大学商学部卒業。1958年早稲田大学商学部教授、同大学高学部長、同大学院高学研究科委員長を歴任。商学博士として経済史、経営史を専攻した。
主な著書として「企業発展の史的研究」ダイヤモンド社、「もう一つの韓国」「シアーズ=ローバック」「日本月賦産業の歴史と展望」全3巻東洋経済新報社、「アメリカの流通革新」「日本の流通革新」日本経済新聞社、その他。







「景気を仕掛けた男」(「丸井」創業者・青井忠治)発刊
創立者・青井忠治氏と同郷である出町譲(でまち・ゆずる)氏が執筆した青井忠治氏の評伝が2015(平成27)年8月に幻冬舎から単行本として出版されました。
戦後70年、青井忠治氏の没後40年を契機に書かれたものですが、創立者の波乱の人生やエピソードがまとめられており、その人生哲学や考え方に触れることができます。
青井奨学会設立の趣旨や創立者の思いも書かれています。





・著者プロフィール〔でまち ゆずる〕
1964年高岡市生まれ。高岡高校から早稲田大政治経済学部に進んだ。卒業後は時事通信社に入り、経済部などを経て98年にニューヨーク特派員。2001年テレビ朝日に入社。現在は報道ステーションのニュースデスク。”週末作家”として「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」(文藝春秋)、「九転十起 事業の鬼 浅野総一郎」(幻冬舎)などの著書もある。東京都中野区在住。